宇宙一の適当男

あなたは存在する価値があるから存在しているのです。

裏切られ、生きる気力を失い、極限まで追い込まれた私は逃げ場を失い、助けも届かず、ただただ不安に押し潰される物体と化していました。

 

心臓を見えない手で握りつぶされているような感覚が続き、いつ来るとも知れぬ最悪の状況を恐れ、慄き、表面張力ギリギリで保たれている水面のような精神状態で日々を過ごしていました。

 

その時に私が気付いた「たった一つのこと」を今日は書きたいと思います。

 

毎日毎日、楽しくて嬉しくて笑いが止まらない。

毎日毎日、やりたい事や好きな事ができていて何の不満もない。

毎日毎日、パーティーごっこに明け暮れ「うぇぇーい!」とか言ってる。

そういう人はその生活を続けて頂ければよろしいかと思いますし、こんなところで時間をつぶすよりもっともっと楽しいことが世の中にはたっくさんあると思いますのでそちらの方で有意義な人生を送って頂ければ幸いかと存じます。

 

それでは、さっそく本題に入ります。

 

死刑判決を受けた死刑囚のような極限の日々を送っている人は少ないかもしれませんが皆さん多かれ少なかれ気持ちのアップダウンはあるでしょうし、感情のブレと呼べるものもあるでしょう。

多少の精神的な不安定状態が訪れても私たちには恒常性機能という素晴らしい装置が実装されていますので気持ちをフラットな状態へ取り戻すことができます。

 

ただ、通常許容領域を超えた不安定な状態や連続して加えられるストレスフルな状況が続くと精神が相当なダメージを受けてしまいます。

 

ニワトリが先か、卵が先かの例で例えられるように病気にしても、精神がやられるから病気になるのか、病気になったから精神がやられるのかという議論をされることがあります。

私の見解では99%の確率で精神が先に弱りそれに付随するように肉体が蝕まれるのではないかと思っています。

 

事実、私はブラック企業時代にはよく体調を崩しておりました。

毎日毎日、休みなく課される日々の目標数値に死んだ魚のような目で業務に当たっていた頃の話です。

なんか胸が苦しいと思って近くの町医者に行ったら、

「あんた、肺に穴が開いとるで!今からすぐ大きい病院に行きなさい!」

と言われ、

「はあ。」

と答え最寄りの大学病院に行ったら即日入院させられたり。

※ちなみにこの時期は年末のクッソ忙しい時だったんで先生に「年明けて少し暇になってから入院でもいいですか?」と質問したら「は?あんた死にたいん?」と言われたのを今でも覚えています。

 

またある時は、来客対応中に書類を取りに行こうと立ち上がり自分の机に向かったところまでは覚えているんですが、その直後意識不明となり気が付いたら病院の検査室で横になっていました。

その時着ていたYシャツとネクタイ、スラックスは血塗れ。

どうやら意識を失って倒れた時にロッカーの角で顎周辺をバッサリと切ったらしいのですが何も覚えていません。

1週間ほど身体の隅々まで精密検査をしてもらいましたが結果は異状なし。

ただの疲労でしょうとのことでした(笑)

 

まあ、こんな話は序の口でブラック企業を脱出したはいいが起業後に待ち受けていた恐怖はハッキリ言って想像を絶するものでした。

表題の通り、裏切られ、ドン底に突き落とされ、生きる気力を失い、極限まで追い込まれた私は逃げ場を失い、助けも届かず、ただただ不安に押し潰される物体と化していました。

 

私にもそんな日がありました。

じゃあ、今は順風満帆、何の不安もない、何の苦労もない、何の心配もないのかと言われればそんなことはありませんとお答えします。

見る人が見たらその時よりももっと大変でもっと過酷な日々を送ってるんじゃないかと思うかもしれません。

 

「いや、だからおめーはいったい何が言いたいんだよ!」

とイライラしている人がいそうなのでそろそろ結論に入ります。

 

あのですね。

案外、世の中捨てたもんじゃないんですよ。

絶体絶命のピンチがあなたを襲ったとしてもあなたの知らないところであなたの人生の辻褄を合わせるためにせっせと動いてくれている人やモノがたくさんいるんだということを知ってください。

あなたが世界を見捨てない限り世界はあなたを守り続けます。

そもそも、この世界の主人公であるあなたを世の中が見捨てるわけないでしょう。

あなたが終わりを宣言しない限りあなたの世界は続くのです。

 

どんな大きな失敗をしようが、どんなに悲惨な間違いを起こそうがあなたがページをめくるのなら物語は続きます。

どんな恐怖を経験しようが、どんなに不安に押し潰されそうになろうがあなたが扉を開けば新しい世界がそこにはあるのです。

 

そりゃあ良い人ばっかりや良い出来事ばかりではないかもしれませんが、意外と世の中捨てたもんじゃありませんから。

 

最近、空の青さを、雲の流れを、星の輝きを、月の美しさを見てないんじゃないですか?

もっと空を見て生きてみてもいいかもしれませんね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。