宇宙一の適当男

あなたは存在する価値があるから存在しているのです。

ハチロク(AE86)でドリフトしたらフロントタイヤがすっ飛んでいったでござるの巻き

 

最初に言っておきますが今回の記事は単なる私の昔話です。

あしからず。。

 

私は思いっきり頭文字D世代です。

20代の免許取りたての大学生のころ寝る間も惜しんでバイトに明け暮れ、トヨタMR-2というその頃の私からすればミッドシップ2シーターというそれはそれはスーパーな車を買いました。

通称スーパーカーです。

車を購入してから頭文字Dに洗脳されていた当時の私は何を勘違いしたのか夜な夜なアパートを飛び出し峠道に行くようになりました。

そして、気が付けばドリフト走行をするような人たちと一緒にタイヤをキュルキュル言わせながら走るようになっていたのです。

ただ、当時何の知識もなかった私はカッコだけでMR-2という車を選んでしまったためドリフトが上手くできずにいました(MR-2はFRではないためドリフトには不向き)。

 

そんな時、ハチロクに乗せてもらえるという夢のような日が来ました。

ハチロクなら比較的簡単にドリフトへと持ち込むことができます。

一応言っておきますがその当時ドリフトをやっているような人間は脳みそが頭文字Dに思いっきり感染していますので、妄想の中では赤城レッドサンズの高橋兄弟になりきっていますが実際には陰キャでコミュ障のまさにオタクの集まりです(笑)

 

その時一緒にいたS14を先に行かせ追うようにしてスタート。

「見ろ!芸術的な多角形コーナリングを!!」

と叫びながらクッソどアンダーなトレースラインを描き私の操るAE86は疾走していきます。

おそらく、ノンターボのスターレットに煽られてもおかしくないスピードだったと思います。

直管仕様だったハチロクの爆音だけは遥か彼方に響いていましたが見る見るうちにS14に置いて行かれていました。

「げぇ!全然追いつけねぇ~」

と思いながらも私はMR-2では味わえない後輪が流れる感覚をアタフタしながら押さえ込み、ほとんど見えなくなったS14のテールランプを追い続けました。

 

そして、ステアリングインフォメーションが希薄になってきたと思った次の瞬間、

「ガガガギギャギャギャー、グオォォー、ガガギィィェェェーー」という悪魔の叫び声とともにまるでタウンエースノアが横転したかのように私の思い描いたコーナーリングラインを大きく外れガードレールのない崖に猛スピードで突っ込んでいきました。

 

人間、驚きが中程度の時はギャー!とかワー!と叫びますが驚きがリミッターを超えると、

「(んっ、んんーー)」

となります。。。

声が出ません。

私は口を横一文字に固く閉じ、意味もなく顔をのけ反らせ「(んっほ、んんーーー)」と悶絶しながら必死にヘッドレストへ後頭部を強く押し付けていました。

いや、笑い事じゃないですよ、そこのあなた。

 

なすすべもなく鉄の塊と化したAE86は崖の入口ギリッギリで停止。

私は何が起こったのかまったく分からずただただ茫然としていたのでした。

 

その後、ガクガク足を震わせながら車を降りて見ると左フロントタイヤはホイールごと見事に外れどこかにすっ飛んでいっていました。

原因はおそらくスタッドボルトの締め付け不足でしょう。

当時、素人同然の私たちオタク集団が見よう見まねで改造という改悪(笑)をあれやこれやしていたのですから何が起きてもおかしくない車両状態です。

 

アスファルトに擦られてガリガリになったフロントメンバーを横目にとりあえず自走できる状態へとハチロクをなんとか復活させ、眠たい目をこすりながら家路についた記憶があります。

 

その後、私はMR-2を売り払い、走る老人ホームと呼ばれたトヨタのビスタアルデオを新車で現金一括購入し、走り屋稼業の幕を閉じたのでした。

まあ、カッコつけたかっただけで向いてなかったんでしょう。

今思えばそもそも走り屋のどこがカッコいいのか理解不能ですが。

上手い人はレーサーとかにでもなるんでしょうが、

「おめぇ、そろそろやめとけよー」

と教えてくれたような気がします。

 

たまーにブログの記事にしていますが今でも車は大好きです。

もちろん暴走運転などはしませんよー。

急な割り込みをされても当時は「ざけんなよっ!誰の前に割り込んできてんだ!次のコーナー出口でぶち抜いてやるぜ!!」とアホのお手本のような運転をしていましたが、今では「あ、この人はうんこが漏れそうなんだな。大丈夫かな?」と思うようにしています。

 

何の落ちもない文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。。。