宇宙一の適当男

あなたは存在する価値があるから存在しているのです。

なぜあなたは、世界、宇宙の創造、科学などというものに首をつっこんで、 人生を無駄にしてしまうのだろうか。

ラーマクリシュナ

 

必要なことはただひとつ、神を知ることだ。

なぜあなたは、世界、宇宙の創造、科学などというものに首をつっこんで、 人生を無駄にしてしまうのだろうか。

 

あなたの仕事はマンゴーを食べることだ。

マンゴー林に何百本の木があり、何万本の枝があり、 何百万の葉があるかなどということを知る必要はない。

あなたは、マンゴー林にマンゴーを食べるために行く。

行って、それを食べなさい。

人はこの世に、神を知るために生まれる。

ほかのことに心を奪われて、それを忘れてはいけない。

あなたはマンゴーを食べるためにやってきた。

まっすぐそこに行って、マンゴーを食べなさい。

そして、「幸せ」になりなさい。

 

もうね、説明不要というかこの話を言葉で説明しようとしても無駄なんですね。

100人いれば100通りの解釈があると思います。

その100通り全て正解じゃないでしょうか。

 

もう一つ面白いのをどうぞ。

 

あるとき、金持ちの男が金貨を1000枚寄付しようと申し出た。

インドにおいてお布施をすることは徳を積むことだと考えられている。

男は聖者から精神的な祝福が得られると思った。

ラ-マクリシュナはそれを受け取って、言った。

「たいへん結構だ。これで金貨は私のものだね」

「もちろんです。好きなようにお使いください」

「それじゃ、ひとつ頼みがあるがきいてくれるかね」

「なんでもおっしゃってください」

 

「この金貨をガンジス河に捨ててきておくれ」

 

「えっ!金貨を?・・・全部ですか?」

 

男は信じられないという表情で、ラ-マクリシュナを見た。

 

「壷ごと捨てなさい」

 

とラ-マクリシュナは言った。

男はしぶしぶ師の言葉に従った。

もはや彼の金ではないのだが、金貨を運ぶ彼の足取りはいかにも重そうだった。

いくらたっても男が戻ってこないので、ラ-マクリシュナは弟子に様子を見てくるように言った。

寺院のわきには沐浴場(ガ-ト)がある。

行ってみると、そこは多くの人たちで溢れかえっていた。すごいさわぎだった。

そして、その人込みの中心に男がいた。

男は涙を流しながら金貨を一枚一枚かぞえ、河に放り投げた。

 

「656、657・・・おお、神よ、658・・・なんてことを、659・・・660・・・」

 

まわりでは、金貨をひろおうと河に飛びこむ者、ひろいあげた金貨を高くさしあげて皆の歓声を受ける者、頓狂な声をあげて神に祈る者・・・、すごいお祭りさわぎだった。

話を聞いたラ-マクリシュナが、笑いながら言った。

「真の<放棄>とは一挙にされるものだ。ひとつひとつ捨てようとすると、かえって執着がついてまわるよ・・・あの男のように!」

 

もちろんこの話も説明不要でしょう。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。